2013/04/18

思い返せば12年

親友?戦友?
姉妹のように近く、仲良く、なんでも話せる友人。
カンボジア正月に仕事も兼ねてはいるものの、久々にプライベートで
遊びに来てくれました。

彼女は佐々木愛さん。
2001年から足掛け7年、私が代表を務めるスナーダイ・クマエ孤児院で
子どもたちの日本語教師として共に暮らした仲間なのです。

帰国後いくつかの仕事を経て、現在は東京にある旅行会社に勤務。
カンボジア旅行ならおまかせのピースインツアー東京の社員となり、
地球の歩き方ボランティアツアー「スナーダイ・クマエ孤児院を訪ねて」の
添乗員としてたびたびカンボジアを訪れています。

添乗業務で来るのとは違い、プライベート時間が多い今回の滞在。
今まで話せなかったことを夜中まで語り合いました。

私もまだ20代でカンボジアに来たばかり、なりゆきとはいえ孤児院の責任者
となり自分なりにできることに取り組む中で壁にぶつかっては悩み、落ち込み、
涙を流してしまうこともありました。

そんなときにいつもそばにいてくれたのが元夫・・・・ではなく佐々木さん(笑

同じ建物の隣の部屋に住んでいた彼女とはまさに寝食を共にした仲。
今となってはどうでもいいと思えるようなことも当時渦中にいた自分では
処理しきれず彼女にはずいぶん支えてもらいました。
息子が赤ちゃんの時から成長を一緒に見守ってくれた貴重な存在でもあります。

長い共同生活の中、けんかになったこともあります。
私が離婚に至るまでのつらい時期を支えてくれたのも彼女でした。

たとえ感情的にぶつかっても全力でお互いの気持ちを伝えあい、問題を乗り
越えてきたからこそ今の深い関係が築けたのだと思います。

彼女が日本に帰ってしまうことが決まってもこれで終わる関係ではないという
安心がありました。
そして今でも・・・。

今回のカンボジアはいつもの添乗とは違って、新しいツアー企画のための
視察も兼ねつつプライベートな時間もあるので・・・

自転車で田舎道を走ってちょっと休憩

子どもたちと西バライ
ここにいる子たちは全員佐々木さんの元生徒
(おじさん以外・笑)

グランドホテルのハイティー
ここには書ききれないほど一気に楽しんでいます(笑

今年は年女の彼女、絶賛婚活中でもありますので(笑)どなたか我こそは
という人がいましたら私にご一報ください。

って、ええ話やったのにこのオチでいいのかしら・・・(苦笑

そんなこんなで干支を一回りした関係、これからもずっと続けていきたいと
思っています。

彼女のブログも見て下さいね。私も時々登場します。
http://skapit.exblog.jp/ 




2013/04/11

飛行機好きの息子と・・・

息子が初めて乗った飛行機はタイ航空。
まだ赤ちゃんのころ。行先はバンコク経由のプノンペン。
当時はシェムリアップに到着する飛行機がなかったのでまずは
プノンペン、そして国内線でシェムリアップに移動が定番でした。


小学校6年生のときには一人で飛行機に乗り、カンボジアと日本を
往復しました。

機体にも詳しいのであれこれと説明してくれるのですが、機体よりも
機内食専門の私にはチンプンカンプン(苦笑


以前、TV取材の際に行ったことのある飛行機の離発着がよく見える
とあるポイントに久しぶりに行こうということになりました。


実際はもっと大きく見えます・笑
ネットで何時に飛行機が到着するか調べて教えてくれる息子。
20分ほど待つとやってきました、シンガポールからのシルクエア。

しばらくするとベトナム航空が離陸。


いつもあれに乗ってるんだなあ・・・と思いつつ、夕暮れの飛行機観察を
しばし堪能しました。

トミカ→プラレール→飛行機と好きな乗り物が移り変わって行った息子
ですが、飛行機への夢は継続中。
子どものときからぶれない夢があることをちょっとうらやましく思ったり。

その後は日本から到着予定の友人を迎えに空港に向かいました。


ちなみにこの柵の外側は・・・
たんぼ!
乾季なので稲はなく、牛が駆け回っていました(笑
あぜ道を走行しつつ、私も息子もたくましくなったもんだと思いました・・・。

2013/04/01

地方に行って

カンボジアには全部で24の州があります。
今月でカンボジアに移住して14年になる私はそのうちのまだ
半分も行ったことがありません。

先月コンポンチャム州という隣の隣にある州に行く機会がありました。
うちの子どもたちが通うアンコール高校の女子バレー部がシェムリアップ
州代表チームとなり、孤児院の女子3名もそのメンバーとして選抜された
ので試合の応援に駆けつけました。

カンボジアでの運転歴14年の私もコンポンチャム州までというのは
初めてのこと。

知らない景色の中のドライブ。
最近全然田舎に行っていなかったなあと思いながら景色を楽しむことも
できました。

途中、広大なゴム農園を見たり、小学校に並ぶ巨大な滑り台に驚いたり。


そんなことをしているうちに到着が大幅に遅れましたが、子どもたちの
試合は翌日。
のんびりと運転できてよかったです。

ホテルの予約もせずに行ったのでいくつかをその場であたってみて、3軒目で
部屋を確保。
そこから見えた翌朝の朝日はとてもきれいでした。
てまえはメコン川
右手には日本の支援でできた「キズナ橋」が
試合の様子は下記ブログにて。
「バレー全国大会出場」

応援も終わり帰途につく前に同行していた方より、面白い橋があるよ、と
教えてもらい行ってきました。

すべて竹でできている橋
びっくりですが材料は竹のみ。
そこをバイクや車が平気で走り抜けます。
東南アジアのこの奔放さがたまりませんね(笑

一方左手には日本の支援で造られた「キズナ橋」が。
日本の技術で造られた橋
ガードレールも日本風でした
昔からのものと近代的なものが同居していて面白い風景。
私が過ごした14年でカンボジアもずいぶん変わったなあと、久々の
サトウキビジュースを飲みながら思っていました。

これ昔はナイロン袋に直接入って500リエル
今はカップに入れてくれて1000リエルでした

普段は完全インドア派の私ですが、ドライブって言うのはいいですね。

インドアなんだけど、ちょっとだけアウトドア(笑

今年はいつもよりも少し多めに地方に足を延ばしてみたいなと思います。