2013/11/15

おそろしや・・・

学校への送迎時、車中で息子と話すと色々発見があります。


前は突然ポケットから石ころを出してきて、知らんけど入ってた~♪

・・・・・・・・・・・。

って、そんな発見じゃなくて・・・(苦笑

そのときの石ころ、まだ持ってます(笑



私の息子は幼児の頃の気持ちをよく覚えていて、そのときどんな
ふうに感じていたのかを話してくれます。

人前で騒いだり、ごねたりがまったくなく、ものすごくやりやすい
子どもでした。
それでふと「なんでそうやったん?」と訊いてみると、

「騒いでもなにしても買ってくれへんもんは買ってくれへんやろ。



時間の無駄



と思ってたから。」


彼は続けます、

「あんなぁ、ママが買ってあげたいとか喜んでくれるかなって思って買ってくれた
ものじゃないと、

気持ちよく受け取れへんやろ?



うっ・・・、そんなことを思っていたのか・・・。

どっちにとっても楽しくないものをもらうことは目的じゃない、と。

だからモノが欲しくてダダをこねている子どもを見ながら、「そんなんしても
誰も楽しくないやろ・・・」と思っていたらしいです。


中学生になった今だからそんなことが言えるのではないかと思う方もいる
かもしれませんが、

本当にモノを欲しがってダダをこねたことがない子なんです。

摩訶不思議な息子は今年15歳。


でも私はなんで彼がそういう性格なのかわかっています。
その話はまた今度・・・。

2013/11/14

信じるかどうかは自分次第

カンボジアでは結婚や仕事、家を建てるときなど人生で大きな
一歩を踏み出す前に占い師のところに行くことがよくあります。

それはお寺のお坊さんの時もあるし、一見普通の民家に住む
普通のおばちゃんだったりもします。

私も年に1回くらい行きます(笑

なぜ行くの?と訊かれてもよくわからないし、物事を決めるときに
すべてその結果に従うというわけでもありません。
心に留め置いている、というのが正しいかもしれません。

ここでは大小様々な決断を一人でやっていかないといけない
ことが多いので、よりどころが欲しいのかもしれませんね。

ということで、卒業生のラーヴォがお勧めのすごい占い師さんの
ところに行ってきました。
カンボジア各地の聖地で修業を積んできたという占い師のおばさん。
見た目は人懐っこそうなちょっとぽっちゃり系(笑

なんだかよくわからない一連の儀式(線香で聖水をかき回したり・・・、
ろうそくのろうを聖水にぽたぽた落としたり・・・、いきなりウッ!と
うめいたり・・・etc)
それが終わるとめっちゃ普通の顔で「何を聞きたいの?」と言われました(笑

仕事に関してのアドバイスがあれば・・・、おずおずと言ってみると、

「今月は新しいことは始めちゃだめよ。来月ならいいけど。
どうしても今月ならいい日と時間を教えてあげるから。」
うんうん、メモメモ・・・書き書き・・・(笑


「ところであなたの仕事場どこにあるの?」と訊かれて、ワットボー(お寺)の
近くです、と答えるや否や・・・

「土地の神様、ちゃんと祀ってる??
あなたが自分のご先祖様を大切にしているのは見えた、でも土地の神様
を敬わないと・・・」


見えた??むむ・・・
たしかに私は自分の部屋で母にお線香をあげる一角を作っているのですが。

「外においている祠(土地の精霊を祀る小さい家のようなもの)の方角が
よくないみたいだから、今度見に行ってあげる、11月13日ね。」

そんなこんなでその日に土地の神様にお祈りする儀式が執り行われることに。
儀式についてはこちらから。

私の掌を見て、「この2年くらいで物事が進むようになったね」と。
はい、2年前に離婚しましたから(笑
通訳のラーヴォも微笑。

「あなたは見た目は女性、でも中身は男性よ」と。
わかってます、もう何度も言われてきましたゆえ・・・(泣
すかさずラーヴォが「決断の仕方が男性的という意味です」とフォロー(笑

最後に聞きたいことはないのかい?と言われて、

えーーーっと・・・私ってまた結婚するんでしょうか?

と訊いてみると、「2年後にチャンスがある」ときっぱり言われました。

そうか、2年後か・・・、男みたいな女にもチャンスが来るんでしょうか(苦笑
ま、それはそのときのタイミング、かな・・・。


土地の神様へのお祈りもすませました。
以前はそういう風習をあまり信じない私だったのですが、カンボジアに
暮らして13年、ここにはここの人々が大事にしていることがある、それに
従うことも必要かと思うようになりました。

お祈りすればなにもかもうまく行くということではないけれど、前向きになる
きっかけをもらえるように思います。

信じるも信じないも自分の気持ち次第、ですね。

2013/11/11

呪われてなかった

ここ数カ月、車では災難に見舞われています、私。

忘れもしない今年の8月息子の誕生日、ちょっとスーパーに
お買い物。

レジでお金を支払った直後に外でドカーーン。

???
また事故かな・・・
(カンボジアでは接触事故は日常茶飯事)

と、駐車場に目をやると・・・

あ、あわわわわわ

私の車の側面、直角にバイクが激突していました。
がーーーーん。

私の車はピックアップトラックなので乗り込むためのステップが
ついているのですが、ステップ見事に破壊(苦笑
(修理代は全額弁償してもらいました)


そして数日前。
アンコール小児病院前の道を走っていたところ。
前のルモー(荷台を取り付けたバイク)が停車。
かなり大きな(幅のある)荷物を載せているルモーだったのと
対向車もありですぐに追い越せずそこでそろーーーっと停車。
(決して急停車じゃないですよ、ゆっくり走行してましたゆえ)

と共に、ドスン!

ドスン・・・??
・・・・・・・・・・・・え??

振り向くとバイクが私の車に突っ込んでました。

あ、あわわわわわわ(再び)

慌てて外に出てみると、いわゆるオカマというやつをされており、
バンパーがボコっと・・・・。
がーーーーん。

しかしながらそのバイクの運転手、勝手に突っ込んできたにも
かかわらず、おなかをぶつけて痛いというしぐさをやめません。

「なにをしていらっしゃるのですか、あなた」
(を、激しい関西弁バージョンで)
と言うと、

一目散で逃げてゆきました。

逃げた・・・。
がーーーーーん!

当て逃げは普通のカンボジア、わかってますよ、わかってます。
でも・・・「ごめんなさい」って言えばいいのにといつも不思議でなりません。
格差の大きな社会なのでどう見ても弁償できなさそうな人からむしり
取るつもりもないし・・・。



あかん、この車呪われてる・・・。
一回目の事故(とはいえ、私は駐車中なので100%過失ナシオ)の
あとですぐにお祓いもしたのに・・・。


一連の話をとあるママさん仲間にしました。

「もうね、この車呪われてるねん。ほんま・・・。」
というと、

「何言ってるんですか博子さん!この頑丈な車だったから博子さんが
守られたんじゃないですか!」



ポロリ・・・(うろこが落ちた音)


そか・・・、ナルホド。


車が呪われていると思い続けていた私、このお母さんからの一言で
一気に救われました。(単純か・笑


うん、ありがとう、そうね、これがバイクだったり小さい車だったら・・・
自分が怪我してたね。

気持ちに余裕なかったんだなあ、私。


2013/11/07

第3回KOBE豚まんサミット

11月11日、豚まんの日って知ってました?

11が豚の鼻みたいだからだそうです(笑

今年で3回目になるKOBE豚まんサミット。毎年行きたいけど絶対に
日本にいない時期に開催・・・(泣

でも日本にいる皆さん、ぜひ行って下さい!
大学時代の友人・安藤孝志くん(三宮一貫樓常務)が発起人の
一人なのです。

第3回KOBE豚まんサミット

JR神戸線・元町駅下車すぐ南京町(中華街)周辺が会場です。

発起人豚まん詰め合わせセット、食べたいです・・・(笑

母校甲南大学の学生さんたちが考えた豚まんや、日本3大中華街豚まんセット、
その他いろんな豚まんが大集結です。

このイベントの収益の一部は東日本大震災支援事業に利用されるそうです。

神戸から東北へ、ここに意味のあるイベントだと思うので私はいつも行けない
けれど、毎年応援しています。
今は気持ちだけしか参加できないけど、いつか自分も本当にその場にいたい
と思っています。



2013/11/03

好きですと言いたいけれど

近年の自分の中にあるテーマ、伝えること。

やりたいなと思うことをおぼろげに思い描いていると、それに近い
ものになっていくことが多いなと思います。

たまたまカンボジアの人と結婚したことで今の仕事をすることになり、
今ではそれがかけがえのないものとなりました。

施設の子どもたちも含めて、自分が何かを伝えたいとき、批評や
一般論は話したくないと思っています。
何を伝えるにしても経験という裏打ちが欲しいと。


伝えるときに難しいなと思うのは、聞いてくださる方にとってもし
カンボジアの話を聞くのが初めてだった場合、私の話がカンボジアの
すべてだと思われてしまうのではないかということ。

私の話は、私がシェムリアップのスナーダイクマエと言う施設での
経験を通じて得た自分なりの解釈なのだということも含めて
お伝えしていくことを心がけたいと思っています。


お話することが好きです、と胸を張って言いたいのですが、まだまだ
そんなふうになれないのが現実。

でも私がやりたいのは「伝えること」。

カンボジアで関わっている子どもたちに伝えたいこと、日本人として
日本の方に伝えたいことの両方があります。

いつか「お伝えすることが好きです、それが自分の喜びです」とはっきり
言えるようになろう。
思っているとそうなるはずです。




明日、カンボジアにいったん戻ります。
移動の前日は基本的に予定を入れないようにしているので、いつも
一人でいろいろと考える時間になります。

今回はそんなことをぼんやりと思いながら昼寝。至福の時です。


いつもへらーっとしてますが、意外と真面目です(笑

妄想ばかりしているのでへらーっとしているように見えるんでしょうね。