2014/08/09

8月3日(日)トークショー@和歌山 番外編【父の感想】

昨年のトークショーには出席してくれたうちの父。
今年はちょっと来ることができず、友人夫妻が作成してくれたDVDを自室で鑑賞。

*友人夫妻は映像のお仕事をしています。
 詳しくはコチラのサイトで・・・→ スタジオなび

巨大絵画の子象の部分がパッケージに

見終わった感想。

「ええトークショーに仕上がったな」
「お前、ええ人に出会ったな」


以上。


笑 笑 笑



注釈:「ええ人」→トークで聞き手役を買って出て下さった岩崎順子さんのことです。

*順子さんのブログ 大きないのちのめぐりの中で
 ご主人をガンで亡くされた体験を軸にいのちについての講演を全国各地で
 700回以上もされている方です。




うちの父、いつもこうです。

最近は悩みを打ち明けることもなくなってきていますが(私が図太くなったとも言う)、
相談事をよくしていた時期の返信も簡単なものばかり。
一行だけ書いて、これをどう受け止めて自分で動くかが大事、みたいな・・・。

ものすごく理不尽で、腹が立って、くやしい出来事があった時も、

「お前のやってることはお前にしかわからん。誰にもわからん。」

と言われました、

ワタシ的な解釈で「誰にもわからん。(わからんようなアホは相手にすんな)」
という補足を勝手につけてみたり(笑




私が「お父さんに見てもらうことがメインでなびさんが編集してくれはったから、
私のアップ多かってんで」と言うと、

「そうか」と言って、にっこりわろてはりました。



忘れたらアカンのでここに書いておきます。




2014/08/07

8月3日(日)和歌山絵画展 岩崎順子さんと今年も・・・

ふう、気づけば前回の更新からおよそ1カ月・・・。
がんばって更新しまス的なことを何度も言っているような気がするのですが・・・(苦笑

たぶんそんなに数はたくさんいないと思いますが、このブログを読んで下さっている
マニアの皆さま、気まま更新ですみません。




今年の夏の絵画展、東京、神戸を経て、最終地和歌山も終了いたしました。

ふと思い返すと、すべての会場でトークをさせて頂くことになっていました。

東京、神戸は最初から決まっていたのですが、和歌山は本当に開催の直前に
決まったのです。
昨年トークをご一緒させて頂いた岩崎順子さんのご提案でした。
それも「私が聞き手になるから、博子ちゃんの心の中にあるものをみんなに伝える
ようなトークにしよう」と言って頂き・・・。

前回のブログに書いたのですが、東京の足立さんとのトークの後に「私でもお伝え
できることがあるかもしれない」と思えるようになってきていたので、順子さんの
勢いに乗って(笑)やらせてもらおうかなと。

たくさんの方が・・・
直前に決まったし、どのくらいの方が来て下さるのだろうかと思いつつ、どこかで
大丈夫と思っていたのは、順子さんがいたからです。
順子さんのファン、めっちゃ多いんですよ。だからこの写真に写っているのはほぼ
順子さんの関係者の皆さんです(笑

そしてもう一つの安心材料が、私の息子。ときどきブログに登場するあの息子です。
「ママ、明日はな、大丈夫、いっぱい人が来てくれるから」
根拠はわからないけど、前夜にそんな言葉をくれていました。
(当日140名ほどの来場者があったことを後に確認し、息子よ・・・と思いました 笑)


前置きが長くなりました。

トークはずばり、メアス博子心の奥底を語る~聞き手 岩崎順子 でした。
心の奥底というワードをくれたのは、カンボジア在住の友人でした。
普段は舞台の中心でお話をされる順子さんが「聞き手」になってくださると。
打ち合わせの雑談で私から出た話を細かくメモして下さっていて、それをもとに
構成を考えて下さっていたので、私はそれに乗っかる形で深い安心感の中で
自然に言葉を紡ぎだせたように思います。

施設の話をする機会はこの14年で数え切れないほど頂いてきたものの、
私の話を聞いてわかってくれる人はいるのかなとか、まだまだ他人様に話せる
ような経験はないよなとか思っていました。でも今回は話してもいいの
かもしれないと東京からさらに一歩進ませてもらえました。

前にブログに書いたエピソードで、子どもたちのことを14年経って初めて抱きしめる
ことができたという話があったのですが、そのことを順子さんがうながしてくれて
話すことができました。
でも自分でもなぜあのときにすんなり抱きしめることができたのか・・・わかるような
わからないような感じでいました。

皆さんの前で話したことで答えが見つかりました。


子どもたちが自分を大切にできるようになり、それを経て自分なりの愛情を
自分からの発意で私に向けてくれたときだったから。それを私がしっかり受け止め
ようという無意識の行動だったのだ、と。

ぎゅっと握り返してきた小さな小さな手、指の感触は今でも私の中に残っています。
それはきっと14年間の積み重ねが凝縮された感覚なんですね。
私が子どもたちにわかってほしいことの第一歩は「とにかく自分を大切に思って
欲しい」ということだったから。

もうひとつ忘れないのは、抱きしめたときの子どもたちのびっくりした顔(笑
やらないことを急にやったから・・・子どももびっくりだけど私もびっくりでした。


そんなひとつひとつのことを振り返り、新たな答えを見つけるきっかけにもなった
和歌山のトークでした。

うーーん、ブログにまとめて書くのは難しいですね。
1回のエントリーであまりに長文になると読むのも大変なので、今日はちょっと
ここでやめておきます。

また気が向いたら、今回のトークのことは何回かに分けて書くかもしれません。
(書きます、とは言わない 笑)

お世話になったすべての皆様、会場に足を運んで下さった皆様、ありがとう
ございました。